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キャリア教育推進コーディネーター日記「キャリア教育って何??」

記事ID:0013319 更新日:2017年11月15日更新 印刷ページ表示

11月9日、南箕輪中学校1年生を対象に、キャリア教育ガイダンスを行いました。

 ガイダンス ガイダンス

生徒の皆さんにお話しした内容を、簡単にお伝えします!

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(1)キャリア教育とは何か

スライド どう生きたい?

「キャリア」とは、「生き様」のこと。職業のことだけではないのです。仕事・住む地域・家庭・趣味など、その人の役割は様々です。その役割は生涯変化していきますよね。

「生き方」は人それぞれ。それは、自分で決めるものです。

生きるためには最低限のお金が必要で、お金を稼ぐ経済能力が必要です。その中で、「自分らしい」仕事・住む場所・家庭・友人・趣味などを選んでいきます。

(2)今・これからの時代について

どう生きる?

子どもたちがこれから飛び出していく社会は、時代は、どんな状況なのでしょうか?

今よりもっと技術革新が進み、機械に任せられる仕事が増える中で、現在の仕事内容からは大きく変化していくことが考えられます。また、高齢化・少子化が進み、人口は減っていきます。ということは、労働力が減っていきます。国際化も進んでいきます。

その時代の中で、どこで暮らすか、どんな仕事に就くか、どんな趣味をもち、誰と一緒にいるのか…それを自分でよく考えて選んでいってほしいと思います。決めるのは、自分です。

(3)日々の中学校生活で大切にしていってほしいこと

“どう生きたいか?”を考え続けてほしいと思います。

社会を知る・自分を知る

そのために、社会を知ること、自分を知ることが大切です。具体的には、二つのことを伝えました。

・色々な大人の生き方を知ろう。

家族や先生などの身近な大人の生き方(なぜ今の仕事に就いたのか・趣味は何か・なぜ今ここに暮らしているのか・地域での役割は何かなど)を知ったり、多くの職種について知ったりしてほしいと思います。このキャリア教育推進コーディネーター日記オシゴトズカンもぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

・日々の学校生活で一生懸命にチャレンジしよう。

自分は「何が好きか?」「何が嫌いか?」「何が得意か?」「何が苦手か?」「何が嫌いじゃないか?」「何をがんばりたいか?」…自分のことを知っていく中で、将来自分が何をしたいのかが見えてくるのだと思います。自分を知るには、とにかく何事にもチャレンジしていくことが大切です。日々の授業や生活、部活、地域の方との交流、家族や友人との時間を通して、自分を知っていってほしいと思います。

また、2年生の5月に実施する職場体験の前に、1年生の1月に「大人と語る会」を企画します。「どんな職業の方を呼びたいか」「どんな趣味の方を呼びたいか」「どんなことを話してみたいか」などアイディアを出し、企画・運営してくれる生徒を募集します。様々な大人と出会い、視野を広げ、自分の選択肢を増やしていける人になるよう願います。

大人と語る会 大人と語る会

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たくさんの“問い”と写真を使いながら、具体的にイメージしてもらえるようお話してみました。生徒たちの感想もまた後日聞きたいと思います。

生徒たちには、これからの授業や生活の中で、何度も何度も社会や自分と向き合っていってほしいと願います。その先に、自分がどう生きていきたいかが見えてくるのではないでしょうか。

今回子どもたちに話をしましたが、子どもたちの向こう側にいる保護者の方々にも、この内容を伝えていきたいと感じました。これからも、伝え続けていきます。よろしくお願いします!