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都市計画道路の見直し始めます
都市計画道路の見直しを行います
あまり聞いた事ないけど「都市計画」??
都市計画とは、「都市計画法」という法律に基づき、各地域で指定された都市計画区域内における開発や土地利用の方針を定めた計画です。
上の表のようにさまざまな事業が都市計画に沿って進められています。例えば、学校、公園や都市計画道路は都市計画に定められなければ造ることができません。南箕輪村は飛び地以外の全区域が伊那都市計画区域に指定されており、その中で伊那市と南箕輪村それぞれで都市計画を定めています。
そもそも都市計画道路って何?
都市計画道路とは、都市計画法に基づいて長期的な展望のもと計画された道路のことで、さまざまな機能を担う、まちづくりの骨格となる道路です。単に自動車の交通処理機能にとどまらず、公共空間の提供や防災、都市機能の誘導など多様な機能を通じて、まちの発展に大きな役割を果たすものです。
このように、都市計画道路はまちの多様な役割を担っているため、一般的な道路と比較して車道や歩道の幅が広く、基本的には両側に歩道があり、街路樹等が植えられた高規格な道路となっています。
なぜ見直しするの?
南箕輪村の都市計画道路は、約40年前の昭和53年(1978年)に計画されました。それ以来、一部計画修正を加えながら整備を進めており、現在は計画延長36.71kmのうち5.24kmの整備(整備率14.7%)が完了しています。
しかし、安定した景気成長期であった当時とは異なり、現在は、少子高齢時代を迎え、社会経済の不安定が続くなど社会情勢に大きな変化が見られます。
また、厳しい財政状況のなか、道路整備の重点化を図りつつ、効果的・効率的な整備を進めることも必要になっています。
そこで、現在の都市計画道路が本当に必要かどうかをさまざまな観点から客観的に検証し、必要であれば計画を存続・追加し、不必要であれば変更・廃止するなど、社会情勢の変化に対応した計画に修正していきます。
また、見直しに関して、村民の方を対象としたアンケートや交通量調査を実施予定です。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。