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教職員の働き方改革について

記事ID:0026171 更新日:2024年11月12日更新 印刷ページ表示

教職員の働き方改革について

南箕輪村では文部科学大臣が定めた、教育職員の業務量の適切な管理等に関する指針に基づき、「南箕輪村立小中学校の教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則」を制定し、学校の働き方改革に取り組んでいます。

教育職員の業務量の適切な管理等に関する規則

村内学校等の取組み

働き方改革」は、令和元年(2019年)4月1日に「働き方改革関連法」が施行され、「長時間労働の是正」「正規・非正規間の格差解消」「多様で柔軟な働き方の実現」の3つの柱を意識した改革が提唱されました。

長野県教育委員会では、平成29年11月に「学校における働き方改革推進のための基本方針」を策定し、市町村教育委員会等との連携を図りながら、取組を推進してきています。
この基本方針では、次のように目標が定められています。

すべての公立小中学校、すべての授業で、質の高い授業を実現するために、学校と教員が担うべき業務を明確にし、分業化、効率化を進め、長時間勤務という働き方を改善します。

具体的な取組として、さらに以下の3点が示されています。
(1) 学校・教員が担うべき業務を明確にし、業務の削減や分業化、協業化を進めます。
(2) 学校・教員が担うべき業務の効率化、合理化を進めます。
(3) 勤務時間」を意識した働き方を進めます。

以上を受けて、南箕輪村教育委員会として、これまでに以下のような取組を進めてきています。

1.学校業務の協業化・分業化・外部化・システム化による業務の削減

ア 統合型公務支援システム(C4th)の導入
 ・業務内容のデジタル化(職員会資料、児童・生徒の出欠席管理、成績物の記録)
 ・教職員の出勤・退勤時刻の記録
イ 夏休み中のお盆前後の学校閉庁日(リフレッシュウィーク)の設定 
ウ 留守番電話の設置(夕方から翌朝 土日祝祭日)※緊急連絡等の対応は村教育委員会
エ 保護者の利便性向上や教職員の業務負担軽減策
 ・情報発信アプリ「すぐーる」の導入(欠席連絡、学校・学年・学級からのお便り等配信、各種アンケートの回答・集約に活用等)
オ 村内全校への教職員業務支援員の配置

2、学校との協働による週時程、日課表の工夫改善

ア 令和5年度「日課表の工夫に関する研究会」(計3回)の実施
   〇南箕輪中学校
    ◇週5回の午後清掃(前後合わせて35分)を週3回(月水金)の朝清掃を行うことで午後の時間を週当たり175分(2時間55分)を生み出し、令和6年度より、放課後の学校業務に活用できるように変更(授業の開始時刻は同じ)。
   〇小中学校とも、5時間授業日を増やし、放課後の時間に、明日の授業の準備、児童生徒に対応できる時間を確保して、超過勤務時間の減少に努めている。
    
  イ 令和6年度「三校校長会」(年6回)の中で、「働き方改革」について研究の継続
   〇 5時間授業日の増加と、年間授業時数の確保を視野に入れた年間行事計画とのバランスの検討
   〇 放課後の時間の生み出し方
   〇 諸会合・会議の精選(長期休業中の活用等)
   〇 職員会議の運営の工夫
   〇 作成文書の軽減

3、中学校の部活動改革

ア 休日の地域クラブの設立(令和6年11月28日 設立総会)・・・休日の部活動は、地域クラブに完全に移行。
〇令和7年4月からの実施を予定・・・部活動の顧問の教職員は、兼職兼業を希望しない場合、休日の地域クラブ活動に携わらない。
イ 平日の部活動の活動時間・・・「放課後活動は、勤務時間内で実施することを基本とする。」
(南箕輪村中学校部活動ガイドライン(案))
※ハイシーズンは、できる限り5時間授業の日を増やす。
※部活指導における超過勤務時間を、前4週、後8週以内で勤務の割り振り」ができないか研究していく。

4、家庭・地域・関係機関・企業等との連携・協働体制の構築

ア 地域との連携
 〇小学校の運動会でのテント設営・プール掃除等をPTA・地域の方のお力をいただいている。
 〇放課後学習への地域講師、地元高校生の参画(小学校 10月~2月 約17回、中学校 10月~1月 約20回)
 〇信州型コミュニティスクールの活用(算数・英語等様々な学習活動に地域講師が参加、地域ボランティアが協力)
   〇地域ボランティアによる児童生徒の登下校時における見守り活動の充実。

5、その他

・教職員一人ひとりの持ち味が発揮され、 子ども一人ひとりが満足する学校づくりが具現するよう、今後も教職員の「働き方改革」に取り組んでいきます。