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泉大津市(大阪府)との農業連携

記事ID:0023475 更新日:2023年8月29日更新 印刷ページ表示
 令和5年8月2日に泉大津市(大阪府)と、「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結しました。
 具体的な連携として、まずは村のお米を学校給食や子育て支援での取り組みにおいて活用するところからスタートします。特別栽培米「風の村米だより」を泉大津市の子どもたちに食べてもらうことで健全な育成発達を図るとともに「食育」を行います。
 村は、都市部の地域と連携することで安定的な生産につなげ、農家の収入向上や安定化を図り、将来的には米以外の農産物における連携や農業体験事業等により関係人口増加を目指していきます。
 また、泉大津市では「市民の健康増進」及び「食糧危機への備え」の観点から、令和5年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定しました。本構想の実現に向けた農業連携先となる自治体を募集し、村との協定締結に至りました。
農業連携

調印式における藤城村長と泉大津市・南出市長コメント

南箕輪村・藤城村長

 『南箕輪村は高い山に囲まれており、水資源が豊富で1日の寒暖差が大きいため美味しい米や野菜が栽培できる環境が整っている。今回の連携によって泉大津市の子どもたちに食べてもらう「風の村米だより」は南箕輪村にある大学や高校の協力により名付けられるなど、村全体で育ててきたお米である。美味しく栄養のあるお米を食べてもらい子どもたちの成長に役立てることを大変嬉しく思っており、生産者のモチベーション向上にも繋げていきたい。今後、お米を皮切りに、白ネギやアスパラガス、ブロッコリー、スイートコーンなど他の農産物へも連携を広げていきたい。』

大阪府泉大津市・南出市長

『連携の狙いは2点。1点は「市民の健康増進」。南箕輪村との連携により、村で栽培された環境にも体にも優しい特別栽培米「風の村米だより」(コシヒカリ)を学校給食で子どもたちに食べてもらい、子どもたちへの食育と健全な育成発達に繋げていきたい。もう1点は「食糧危機への備え」。本市のような農地を持たない都市型自治体は、将来的に食糧危機が起こった際に食料の安定的な確保が困難になる。平時からお米を購入させてもらうことで、有事の際にも市民のために食糧を確保できるような関係性を構築していきたい。また、南箕輪村にとっても、安定的な量を安定的な価格で販売できるようになることで、生産者の所得安定化や担い手の確保、農地面積の拡大といった農業振興に繋がり、両地域が共存共生していけるような連携を進めていきたい。』