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平成28年度

記事ID:0009176 更新日:2017年3月21日更新 印刷ページ表示

福祉教育常任委員会視察

三重県伊賀市の南原団地焼却灰の受け入れ先を視察

 10月12日、南原団地焼却灰の処理・最終処分を受け入れている三重県伊賀市の三重総合リサイクルセンターを視察した。

 焼却灰処理の流れは、土のう詰めされた焼却灰をトレーラーに25トン積み4時間かけて処分場へ。ダイオキシン類のみが埋立基準を超えるため、焙焼炉で処分後、基準値を下回った灰を管理型最終処分場(現在第7期)に埋め立てている。

 このほか、センター内にはさまざまな施設が増設整備されていた。近年の度重なる災害で発生する災害廃棄物の処理は、復旧復興の第一歩として欠かせない。近畿圏域にはさらに多くの最終処分場が作られる計画だという。

 視察1

装着ロボで自ら動ける感動を

 翌13日、同県鈴鹿市の鈴鹿ロボケアセンターを訪れた。鈴鹿医療科学大学白子キャンパス内にあるセンターでは、装着型のロボットスーツを用いて心と身体の健康を促進するための新しいトレーニング「ハル・フィット」や、訪問看護ステーションを併設し在宅リハビリなどをサポートしている。

 ハルという装着ロボットは、操作するのではなく装着する人の意思を感知して、立ち座りや歩行動作をアシストするもの。主には脳疾患などで麻痺した四肢などを、疾患した早い時期にこれを用いてリハビリすることで回復・自立運動できるようになるとのこと。センター利用者の中には、車いす生活が長かった人が久しぶりに立った目線に思わず号泣したり、ご家族から感動の声が届いている。

 ロボは高額で普及はまだまだだが、身近な医療現場にも取り入れられることを強く望んだ視察であった。 

視察2

 

総務経済常任委員会視察

 10月25、26日に地方創生事業の先進的な取り組みをしている栃木県鹿沼市の「花農園あわの」を視察した。

 30年程前生活改善グループ(農家の主婦の集まり)として活動を始め、村でも取り組もうとしている農家レストランや農産物の6次産業化などに取り組んでおり、ハーブや草花を栽培しドライフラワーにして販売をしたり、講習会を開催している。

 そんな中地元の安心で新鮮な野菜やハーブを都会の人達にも料理して食べさせてあげたいとの想いから、夢であった農家レストランを開設。料理は宇都宮のフレンチ料理店のシェフに1年間修業し、地元の野菜・果物・ハーブを使用した「花農園あわの」ならではのメニュー開発を行うとともに接客サービスのノウハウも学んだ。リピーターとなっていただける雰囲気作り、癒しの空間をどう作るか、それを基本にコンセプトに計画を立て開店にこぎつけ、平成26年、日経新聞の全国農園レストランランキングで5位になるなど実績を上げています。

 畑には200種類以上のハーブや草花、菩提樹・ユーカリ・ブルーベリーなど100本を超える樹木が植えられており、花とハーブの道を散策することできます。

 5年前には加工所を新設してジャム、トマトソース加工、菓子製造、仕出し弁当(予約制)販売も始め、12月~2月の閑散期にはドライフラワーの制作、クリスマスリース、お正月リースの製作を行っています。今後の課題としては、加工品等の販路拡大があげられていました。

 地方の魅力を伝える方法として、資源を使い体験してもらう、そんな新しいものを模索していく必要があると感じた視察であった。

視察 

 

村内の産業を視察しました

 11月30日、平成28年4月に開校した南信工科短期大学校、新たに整備された(株)ホンダカーズ松本東(南原)、KOA(株)ウエストウイング(北原)を視察させていただきました。最新鋭の設備や先端技術を導入していることの説明や社員教育が徹底されていることに関心し、有意義な視察でありました。

視察