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住民、各種団体との意見交換会(令和2年度)

記事ID:0015351 更新日:2021年5月19日更新 印刷ページ表示

教育関係者との懇談会

 令和2年8月27日役場講堂で、福祉教育常任委員会と村教育関係者との懇談会を開いた。

 村内小中学校の校長・教頭から、新型コロナウイルス感染症対策や、臨時休業中と夏休み明けの児童・生徒のようす、授業の進み具合などの説明を受けた。

 授業時数については、行事を削減するなどの対応により、小中学校とも1学期末時点で例年の9割程度まで履修済み。今後の課題については、児童・生徒・教師の疲労への対応、集団での活動や交流活動が制限される中での総合学習の工夫、校内や各家庭のWi-Fi環境の整備などがあげられ、冬季の換気のために空気清浄機の使用を検討してほしいとの要望もあった。

 議員からは、夏休み明けの子どもたちのストレスによる登校渋りや不登校の状況、いじめが発生していないか、宿題や家庭学習で子どもたちが困るようなことはないかなど質問をした。各校夏休み明けの登校渋りは見られるが、ていねいに関わり対応しているようすを聞くことができ、家庭学習についても各家庭の事情も考慮して対応するとの回答だった。学校側からは、もしまた臨時休業になった場合には、家庭学習時の児童・生徒の質問にすぐ答えられるよう、電話回線を増やしてほしいとの要望もあった。

 その他に、教育委員会より、村の共育月間の取り組み内容、『子どもの育ちを考えるフォーラム』についての説明を受けた。

 2時間という短い時間だったので、十分な意見交換ができたとは言い難い懇談会ではあったが、今後の教育現場の課題を知ることができた。この懇談会を今後の委員会活動に活かし、『子どもを真ん中にした地域づくり』を後押ししていきたいと、決意を新たにした。

懇談会資料

男女共同参画推進懇談会                      ~パートナーシップ南みのわとの懇談~

 2月10日村民センター大会議室にて、福祉教育常任委員会とパートナーシップ南みのわ役員との懇談会が行われた。新しい社会情勢を踏まえた、本村における取り組むべき重点課題を確認し合い、連携して男女共同参画推進を図りたいとの趣旨のもと、自己紹介の中でも「目指す男女共同参画社会について」を盛り込むなど、積極的な意見交換から始まった。

 出席者からは日頃感じている男女共同参画についての率直な意見が出された。「若い世代では、家事や育児を夫婦が分担している様子が見られる。」「熟年世代にはまだ意識が低い傾向がある。」「女性は出産を機に仕事を辞めざるを得ないことが多く、離職率が高い。」「まずは男性の働き方を変えるべき。」など、世代の違いや社会全体の傾向への指摘もあった。

 パートナーシップ南みのわの課題として、会員の高齢化に伴う組織の弱体化があげられ、今後はオンラインを活用した会議の開催や、若い世代が集まる場所におもむいて話を聞く機会をもつなど、解決策の意見も出された。

 議員から村へ、積極的な施策の提案をしてほしいとの要望もあり、改めていろいろな視点で多様な社会のあり方を考えていかなければならないと感じた懇談会となった。

パートナーシップ南みのわ懇談会

福祉施設への聞き取り ~アンケート・懇談会・訪問~

 昨年12月、福祉教育常任委員会では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、村内福祉施設へのアンケート調査と懇談会への参加呼びかけを行った。

 懇談会参加は3施設。初めての試みだったが、参加したみなさんから現状や課題などを聞き、意見交換も活発にでき、とても有意義な懇談となった。懇談会への参加が難しい4施設には、議員2~3人で分担し訪問。懇談会参加も訪問も難しい事業所は、アンケートの回答で、現状や要望の聞き取りをした。オンライン連携会議の提案もあり、情報交換の場の必要性を感じた。

 寄せられた要望は、一般質問や議会からの提言書にまとめて村に伝えることができた。村の障がい者支援、介護事業は、こうした事業所に支えられていることを改めて実感し、さらなる福祉向上のために、委員会としても取り組んでいきたい。

施設写真