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6月15日村役場講堂で、「区の運営で困っていること」をテーマに、区長会と議会との懇談会を行った。
「組の世帯数にばらつきがあり、再編成したいが難しい」「役員のなり手がいない」「村からお願いされる仕事が多すぎる」など課題が出され、「組の再編成に村からのトップダウン(上層部からの指示)できっかけを作ってほしい」「若い人が役員を引き受けられるように、区の負担を軽くしてほしい」などの要望を聞くことができた。これらの課題・要望を踏まえ、今後の議会活動に反映し、住みよい村となるよう働きかけていきたい。
8月10日、福祉教育常任委員会と教育関係者との懇談会を開催した。『コロナ禍での学びを止めない工夫』をテーマとして、村内小中学校の校長・教頭、教育委員会から各学校の現状や課題を聞き、意見交換を行った。
小中学校共通の状況としては、学級閉鎖などの理由で登校できない場合でも、タブレットを活用しオンラインで授業に参加できるようにするなど、学びを継続できるようにしており、行事においても感染状況を見極めながら、可能な限り実施できるよう調整しているとのことだった。また、ICT支援員の力を借りながら教員のスキルアップを図りつつ、中学校では生徒・保護者向けのネットモラル講演会を開催するなど、ICT教育充実に努めている現状を聞くことができた。
地域との関わりについても触れられ、登下校時の見守りや学校環境整備、学習支援に地域のみなさんの支えがあると、感謝の声も寄せられた。
学校関係者や地域のみなさんの支えに感謝しつつ、子どもたちにとって今しかできない学びを継続できるよう、議会として今後も尽力していきたい。
10月25日、村商工会(商業・工業・建設業・青年・女性部等)との懇談会を開催し、コロナと物価高騰による事業への影響について聞いた。上海ロックダウンによる部品供給網の寸断で、部品納期未定や遅延が多発。また円安や、電気・ガス・材料費の高騰などコストの増大が深刻で、売り上げに転嫁できず収益が悪化し、運転資金が必要。自動車のEV化に伴う産業構造も変化し、中小企業に情報収集の支援をお願いしたい。介護現場からは、マスク・消毒液等の補助の依頼があった。一過性ではなく先行投資の補助などの要望もあった。回復基調は見通しがつかない状況だが、懇談を通し議会も一緒に活動ができればと思った。
11月14日、地域おこし協力隊の拠点施設『GATHER!』で、地域おこし協力隊12人中6人と懇談した。それぞれ担当する業務は違うが、拠点施設に集まることで連携や意見交換がしやすいとのことだった。また、拠点施設で行うイベントを増やして村民との交流を深めたいと、意欲的に活動しているようすも聞くことができた。今後もその気持ちを大切に、自由な発想で取り組んでほしい。