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4月22日、村内危険箇所の視察を行った。
以前大阪であった通学路上の塀崩壊による悲しい事故を受け、村からのブロック塀撤去事業補助金で危険が解消された4か所を視察。ブロック塀は撤去され、アルミ製フェンスなどによる安全な塀に作り替わっていた。視察する中で「まだまだ危険箇所があるのではないか」「空き家等の危険ブロック塀はどうするか」などの意見が出された。
また、崩壊危険箇所である田畑・神子柴地籍河岸段丘下、権兵衛峠橋げた下部も視察した。今後大雨・洪水による災害が起きないよう、早期に危険箇所の解消ができるよう働きかけていきたい。
〇道の駅「童謡のふる里おおとね」農業創生センター(埼玉県加須市)
H7年、県営の無料パーキングエリア「みちのオアシスおおとね」として開設。地域農産物や特産加工品の販売を通じて農業者と地域住民が交流する場、また、情報発信機能を持つ施設として整備され、H10年に道の駅として登録。H17年に(Kk)米米倶楽部が運営。H18年に指定管理業務を開始。施設の機能は直売所・加工所・農村レストランを備え、周辺環境整備としてホテイアオイ花園が集客を図っている。
〇東洋ライス(株)サイタマ工場(埼玉県坂戸市)
S36年、精米機メーカーとして設立。米に関する分野で技術開発一筋に歩み、日本の米に「環境と健康」という新しい付加価値をつけ、環境浄化と医療費の削減、生産者から消費者に至る人に健康と利益をもたらす技術を創造している。主要商品はBg無洗米・金芽米・ローカット玄米・精米機器全般。米作農家にとっては大変な時だが、南箕輪村ブランド米「風の村米だより」の作付面積拡大が必要だと感じた。
11月11日、議員、村長、村職員とで大芝周辺の村境視察を行った。富士塚グラウンド南側から西への境界、大芝高原みんなの森とゴルフ場の境界、配水池周辺から工業団地東側の境界、大芝グラウンド北の村道横断部境界を歩き、入り組んだ村境を確認した。
(株)マシンエンジニアリングは、自動組立機で20~25億の設計製造の販売。デバイス事業部も立ち上げた。特殊ユニットで「ユーザーニーズの実現と価値の提供」が基本姿勢という。事業も拡張予定で、優良企業であるという思いを強くした。
11月16日、上伊那クリーンセンター、(株)信州ウェイスト、南部小学校雨水排水対策工事の視察を行った。
上伊那クリーンセンターでは、職員の説明を受けながら流動床式ガス化溶融炉を含む高効率ごみ発電施設を見学。機械総点検で運転を2日間休止したため、ごみピットが満杯近くなった状況を視察でき、この施設の必要性・重要性を確認できた。出されたごみがどのように処理されるのかを見ていく中で、燃焼排ガスの熱による発電のシステムやごみの中から回収した金属類などの有効活用について知ることができた。他地域と比べ上伊那はごみが少ない方だが、ごみが減ることを期待して作った施設なので、今後家庭ごみを減らすことが課題であるとの話であった。
(株) 信州ウェイストでは、資源プラスチックの分別作業のようすを見ることができた。資源プラスチック以外の物や汚れている物が混入していることもあり、スプレー缶や刃物など実際に混入していた物を見せていただき、改めてその大変さを実感することができた。小学生など子どもの見学は多いが大人の見学(視察)は少ないとのことで、ごみの分別の必要性を地域のみなさんに知っていただくには、幅広い年代が見学する機会が必要だと感じた。
南部小学校では、昨年の床上浸水被害を受けて実施した雨水排水対策工事の状況を視察した。流入箇所となった学校西側に盛り土を施工し、排水溝と集水桝を校舎を囲むように設置して、東側の調整池に流れ込むようになっていた。昨年の同規模余の雨量であれば対応可能な対策工事がなされていたが、今後も引き続きさらなる豪雨も考えられることから、注視しなければならないと感じた。
2月8日~9日の2日間の日程で行政視察を実施した。先進的な取り組みを視察することで、今後の議会活動や村政に反映するヒントを得ることができた。
<とよたエコフルタウン>
豊田市はSdgs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みを先進的に進めており、とよたエコフルタウンはその実例を体感できる施設となっている。Sdgs担当の未来都市推進課副課長より、Sdgs達成への取り組みとして協力団体との連携やワークショップなどのイベントを実施しているとの説明を受けた。また、『さわれる地球』を見ながら、未来のオゾン分布や温暖化による気温変化シミュレーションなどの解説を受けた後、カーシェアリングを行っている電気自動車、水素を燃料として走る燃料電池自動車、究極の省エネ住宅のスマートハウスなど見学した。
<ぎふ清流福祉エリア>
ぎふ清流福祉エリアは、障がい者対応施設を1か所に集めた福祉に特化したエリアで、その中のぎふ木遊館(木育施設)、清流園(障がい者就労支援事業所等)、福祉友愛アリーナ(障がい者用スポーツ施設)を視察した。ぎふ木遊館は、“ぎふ木育”の拠点として「ぎふ木育30年ビジョン」の取り組みを展開する施設。木のぬくもりと感触を存分に味わうことができ、赤ちゃんから大人まで楽しめるイベントも充実していた。福祉友愛アリーナは、障がい者に配慮した設備が整っているスポーツ施設で、当事者からの意見も大切にして設計された施設となっていた。