本文
10月5日~6日の2日間の日程で行政視察を実施した。先進的な取り組みを視察することで、今後の議会活動や村政に反映するヒントを得ることができた。
道の駅九頭竜、道の駅越前おおの荒島の郷、ゆりの里公園、福井県立博物館、国内初のレベル4自動運転移動サービスを視察した。道の駅の利活用として観光客だけでなく地元の利用者を増やすこと、地場産業の販売やPRに力を入れており、ゆりの里公園では管理について説明を受けた。福井県立博物館では全国でも珍しい「昭和のくらし」を常設展示しており、来館者の感情を揺さぶられる展示手段を用いていると説明があった。
永平寺町では自動運転レベル4のサービスが5月から始まっており、鉄道の廃墟線に整備された専用道路に7人乗りのカートが自動運転で移動するサービスで、自動運転の監視体制などの説明を受けたあと、カートに乗り込んで移動を体験してみた。今回の視察では村の道の駅の利活用や管理、村で保管されている文化財の利活用、将来現実となると思われる自動運転について視察することができた。
11月9日~10日の2日間の日程で行政視察を実施した。先進的な取り組みを視察することで、今後の議会活動や村政に反映するヒントを得ることができた。
<ぎふ清流福祉エリア>
障がい者対応施設を1か所に集めた「ぎふ清流福祉エリア」を視察した。「ぎふ木遊館」は木育の拠点施設で、多くの親子連れが訪れ、木のぬくもりを存分に感じながら遊べる施設であった。「福祉友愛プール・アリーナ」(障がい者用スポーツ施設)では、視覚障がい者や車椅子使用者とも楽しめるサウンドテーブルテニス(音の鳴るピンポン球をアイマスクをした状態で打ち合い点数を競うスポーツ)を体験した。ぎふ清流文化プラザ(障がい者文化芸術活動拠点)は、障がいある作家の作品を活用した地域企業とのコラボレーション商品に取り組むなど、障がい者の社会参加をサポートする画期的な施設であった。
<ちこり村>
ちこり村は、運営する(株)サラダコスモが「ヨーロッパ原産のちこり」の国産化を通じて、国内農家と競合しない形での農地活性化、食料自給率の向上、高齢者の優先雇用、地域の活性化に取り組んでいる。特に高齢者の優先雇用は素晴らしく、地域の高齢者が生き生きと働く姿に感銘を受けた。
<木曽おもちゃ美術館>
木曽の木材をふんだんに使ったおもちゃが多数あり、赤ちゃんから大人まで楽しめる施設。蕎麦打ち、機織りなどのふるさと体験もでき、歴史や文化を知ることができる施設であった。