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みなみみのわのむかしばなし「大泉川の水」
むかしむかし、長い日照りが続いたある年の夏、大泉の川の水はすっかりかれてしまった。困った村人たちは、神様に水を流してくれるようにお願いしたが、上流も下流も水が流れたのに、どういうわけか大泉だけは水が流れなかった。「神様はおれたちの力を試しているのかも知れねえぞ」と、ついに村人たちは自分たちで水を引いてくることを決意した。幸せな地域づくりには何が必要かを教えてくれるお話である。
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むかしむかし、長い日照りが続いたある年の夏、大泉の川の水はすっかりかれてしまった。困った村人たちは、神様に水を流してくれるようにお願いしたが、上流も下流も水が流れたのに、どういうわけか大泉だけは水が流れなかった。「神様はおれたちの力を試しているのかも知れねえぞ」と、ついに村人たちは自分たちで水を引いてくることを決意した。幸せな地域づくりには何が必要かを教えてくれるお話である。