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みなみみのわのむかしばなし「お四国さま」
幼い時両親を相次いで亡くした嘉吉は、人の命のはかなさやこの世に生きることの意味を心に問い続けていた。ある晩、弘法大師の夢を見、大師の姿に今まで味わったことのない安らぎを覚えた嘉吉は、7年の歳月をかけ、海を渡り山を上り、難所をいくつも越え四国八十八か所霊場めぐりをした。「故郷に霊場を造り、多くの人と喜びを分かちあいたい」嘉吉の一途な思いが、新四国霊場を誕生させた。
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幼い時両親を相次いで亡くした嘉吉は、人の命のはかなさやこの世に生きることの意味を心に問い続けていた。ある晩、弘法大師の夢を見、大師の姿に今まで味わったことのない安らぎを覚えた嘉吉は、7年の歳月をかけ、海を渡り山を上り、難所をいくつも越え四国八十八か所霊場めぐりをした。「故郷に霊場を造り、多くの人と喜びを分かちあいたい」嘉吉の一途な思いが、新四国霊場を誕生させた。