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教育関係者の皆様との懇談会を開催し、南箕輪村の教育について活発な意見交換を行った。
【学校教育の現状と課題】 南部小学校では、「学年内教科担任制」の導入により、教員間の連携が深まり、子どもたちが多様な大人と関わる機会が増えていることが報告され、南箕輪小学校では1年生の洋式トイレが足りていない現状があることがわかった。また、教員の働き方改革として、会議時間の短縮やICT化を進めている現状が示された。一方で、保護者対応や部活動指導など、改善すべき課題も挙げられた。
【地域全体で子どもを育む】 学校外での教育についても議論を深めた。 部活動の地域移行は、指導者確保や顧問との連携が課題である。南箕輪小学校では放課後の校庭が過密になっている現状や、安心して遊べる場所の不足が指摘され、ニーズに合わせた新たな居場所づくりが求められている。 PTA活動はスリム化を進めており、移住者と住民をつなぐ役割も果たしていると聞かされた。今回の懇談会を通じて、子どもたちの成長には学校だけでなく、地域全体で関わることが不可欠であるという認識を改めて共有した。
福祉教育常任委員会では、村内の介護・福祉施設の代表者と懇談を実施し、現場の実情や課題について詳細に伺った。
多くの施設で共通していたのは、物価高や最低賃金の上昇にもかかわらず報酬単価が据え置かれているため、経営が厳しくなっているという現状であった。さらに深刻な問題として、人材確保の難しさが挙げられた。福祉・介護職の賃金水準が低いことから、若い世代の関心が薄く、結果として人材が集まらず、高い離職率につながっている。また、障がい者の就労支援においては、一般就労への移行が難しく、企業側の理解促進が大きな課題とされている。