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この学園は子どもの発達を小さい頃から中学生まで、総合的に支援していこうという県立の施設です。
「途切れない支援システムの構築」を基本理念に、医師・看護師・保健士をはじめ、心理判定員・作業療法士などの専門家が、チームとして個々の状態にあった支援を実践しています。
さらに、保育園や学校に戻っても途切れない支援を続けるため、市町村とも連携を取っているとのこと。そのため、市町村職員や教員もこの学園で1年間研修を受け、それぞれの地域で支援しているとのことでした。
人口約97,000人の伊賀市で活動する「伊賀市社会福祉協議会」は、各地域の特性に合った地域福祉活動に取り組んでいます。
たとえば、
☆老人クラブ活動を基盤とした地域福祉的共助システム
☆福祉協力員による助け合いネットワーク
☆支え合いマップ作りから始める見守りネットワーク
など、住民との対話から地域の抱える課題を見つけ、活動につなげているとのことでした。
モクモクファームは、養豚農家を中心にハムやウインナ-の加工販売から始めたそうです。当初は赤字続きでしたが、手作り体験企画を始めてから人気となり、今では年間50万人が訪れる農業公園にまで発展しています。
会社設立以来25年間のヒストリーを研修し、生産(1次)・加工(2次)・流通販売サービス(3次)が第6次産業につながっていると思われました。生産から販売・加工・サービス(農業公園・レストラン・宿泊)、教育(食育学習・貸農園)に至るまで、常に農業と向き合いつつ「農業の新しい価値の創造」に挑戦しているとのことでした。
村の取り組みも始まっており、先進地の経験とノウハウを取り込めればと思います。
10月18日(土曜日) 諏訪湖畔諏訪湖イベントホールで開催された、2013諏訪圏工業メッセを視察しました。
企業、学校、研究機関などから300もの出展があり「世界のSUWA」を目指すとおりハイレベルな工業専門展示会でした。
村からも南箕輪村商工会工業部会をはじめ本社および工場を置く6社が出展しており、新製品などの売り込みに懸命でした。多くの企業が村の産業支援制度を活用しており、企業発展の役に立っていることを感じながら、各ブースを訪問し激励して来ました。