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村の歴史と文化
遥か悠久の時の中で先人の手から手へと伝えられてきた多くの宝。
「多くの人と喜びを分かちあいたい」
その思いが今も形に残っています。
新四国霊場
江戸末期、北殿に住む有賀嘉吉は仏道に帰依し、四国八十八カ所の霊場を巡った。
帰郷後、嘉吉は伊那の地からあまりにも遠い四国霊場へ巡礼に出られない人たちのために、新四国霊場を建立することを決意し、松林寺の裏山に霊場を開いた。
南箕輪村北殿
殿村八幡宮

樹齢数百年におよぶスギ、ヒノキとアカマツの老木がそびえたち、厳かな雰囲気が漂う。
秋の例祭には奉納相撲が行なわれている。
南箕輪村南殿
恩徳寺
800年の歴史がある古刹で不動明王を本尊とし、信州の成田山として多くの参詣者が訪れる。
本堂前の大イチョウが有名。
南箕輪村沢尻
大宗館文庫
水戸光國の書や島崎藤村の書簡、錦絵など江戸初期から明治に至る貴重な文化財や歴史資料が収蔵されていた。(現在、資料は村郷土館に収蔵・展示)
南箕輪村南殿