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ガレットとは
ガレットとは
フランス北西部、ブルターニュ地方で何百年もの間主食だったそば粉のクレープを「ガレット」といいます。
そば粉の生地を高温の鉄板で薄く焼き、ハムや卵、野菜などを具材にし、食事として楽しみます。
日本ではクレープは甘いものというイメージですが、ガレットをメインに前菜、デザートのクレープ等とあわせてフルコースで楽しむのがブルターニュ流。
また、同地方の特産品であるりんごの微発泡酒「シードル」とあわせれば、さらにブルターニュらしい味わいが堪能できます。
信州そばとの関係性
南アルプスと中央アルプスに囲まれた山紫水明の地、長野県上伊那。
内陸部特有の昼夜との寒暖差が大きい気候の中で、上伊那の広大で肥沃な土地がそばの栽培に適しており、良質なそばが収穫できます。
「そば」と日本独自の作物、というイメージがありますが、アジアをはじめヨーロッパやアメリカ大陸でも栽培されているグローバルな作物です。
成長の早い植物で、3か月ほどで収穫できるため、ブルターニュ地方でも盛んに作付けされ、飢饉の度に救荒作物としてこの地方の人々を救ったそうです。
ブルターニュと同じような真のそば文化を持ち、信州そば発祥の伝説が残る上伊那地域。
そばの産地であるこの地域で、地域でガレットを新たなグルメとして観光資源にしていこうと、南箕輪村の取り組みが始まりました。
是非ご堪能ください。