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初歩からのみなみみのわ学(令和6年度)

記事ID:0024863 更新日:2024年9月25日更新 印刷ページ表示

広報紙「村報みなみみのわ」に連載中

村は、令和7(2025)年に、150周年を迎えます。この機会に改めて村のことを知っていてだくため、「村報みなみみのわ」令和4(2022)年7月号から「初歩からのみなみみのわ学」を連載しています。

●西天竜幹線用水路(村報2024.11掲載)

西天竜用水は、天竜川西側の河岸段丘上段部の辰野町から箕輪町、南箕輪村、伊那市にかけて広がる水田地帯を潤す農業水利施設です。この地域は、もとは林地が大半を占めていましたが、大正8年に西天竜耕地整理組合が設立され、他の地域に先駆けて総延長26kmの用水路と、1300haの田畑を拓く大規模な耕地整理事業が昭和14年まで行われました。地域一帯は穀倉地帯へと変革し、戦中戦後の食糧難の時代を乗り越えることができました。

西天竜用水写真


●村指定文化財(村報2024.10掲載)

文化財の保存と活用、文化的向上を目的に定めた『文化財保護法』。この法律に基づき、村は指定文化財を定めています。有形文化財、無形文化財、天然記念物からなる現在『18』の彫刻や史跡、植物などが指定されています。村内の歴史や文化を知るうえで欠くことのできない貴重な文化財を次の世代に継承するため、文化財専門委員会を中心に定期的な点検、保護活動などを行っています。

村文化財


●景観十選(村報2024.9掲載)

広い平地を持つ南箕輪村。平成9年8月に、守っていきたい村の風景「景観十選」を選定しました。「景観十選」として選ばれたのは、(1)大芝高原、(2)経ヶ岳、(3)権兵衛峠、(4)信大ユリノキ並木、(5)西天の水田地帯、(6)ワサビ畑、(7)天竜川、(8)新四国霊場(写真)、(9)殿村八幡宮、(10)仙丈ケ岳です。この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

景観十選


●大芝高原まつり(村報2024.8掲載)

今から38年前、村の人口は1万人を越え発展を続けていましたがその反面、生活の都市化に伴い人と人の結びつきは薄れがちに感じられるようになっていました。そこで、すべての村民のみなさんが集い、楽しみ、人と人との心の結びつきを深め、今後の村発展の原動力にしていくことを目的に昭和61年8月、第1回大芝高原まつりが開催されました。今年は、8月24日(土曜日)に第39回の開催を予定しています。

大芝高原まつり写真


●万灯(まんど)について(村報2024.7掲載)

8月のお盆には、家の中に盆棚を作ってお墓へ行き、迎え火をたいてご先祖様をお迎えします。麦わらの束を何束も集めて先を編み、縄をつけたものを『まんど』といいます。お盆の夜、子どもたちはこの『まんど』に火をつけて「まんどまんど」と言ってご先祖様を慰めます。十三日は「迎えまんど」、十六日は「送りまんど」といいます。夜の闇の中で子どもたちの歓声とともに、村内あちらこちらで振り回される火の輪には、幻想的な美しさがあります。

万灯

 

 


鹿頭祭(かとうさい)について (村報2024.6掲載)

大和泉(おいずみ)神社境内で鹿頭(ししがしら)を模した飾りを頭に被った子どもたちが行列をつくり、太鼓に合わせて境内を左回りに3回まわって奉納するお祭りです。祭りの起源は明確ではありませんが、永禄年中(1558年~1669年)に大干ばつがあり、雨乞いをしたところ大願かなったので、御礼に鹿頭を75個供えたのが始まりであるといわれています。古来より天竜川西の集落の鹿頭は、大泉で合流し諏訪大明神(大和泉神社)に奉納、その後南宮神社に奉納します。

鹿まつり


経ヶ岳について (村報2024.5掲載)

経ヶ岳の由来は、平安時代にさかのぼります。弘仁7年(816年)、日本の仏教の歴史において大きな役割を果たした慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が夢のお告げを得てこの地を訪れ、山中に求めた霊木に十一面観音像を刻んで泰安し仲仙寺を開基しました。この時、観音の木片のひとつに経文を書いて埋めたことから、仲仙寺の背後にそびえる山を経ヶ岳と呼ぶようになったといわれています。

経ヶ岳


エドヒガンザクラについて(村報2024.4掲載)

南箕輪小学校のグランド北東、道の傍らに大きなエドヒガンザクラの古木があります。八幡道と伊勢道の分岐点の目印として植樹されたとも言われ、樹齢約250年以上と推定されており、桜でこれほどの古木は珍しく、昭和52年に村の文化財にも指定されています。春になるとたくさんの花を咲かせ、開花の時期は夜間もライトアップされるなど道行く人々の目を楽しませています。

エドヒガン

初歩からのみなみみのわ学(令和6年度)