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キャリア教育ガイダンス@南中

記事ID:0008731 更新日:2016年12月6日更新 印刷ページ表示

時間が経ってしまいましたが、11月18日に南箕輪中学校1年生を対象にキャリア教育のガイダンス講座を担当させていただきました。

2年生で行う職場体験へ向けて、そもそもキャリアって?なんでキャリア教育がスタートしたのか?という入口に加えて、
これからみんなが大人になる時、社会はどうなっているだろう?
「子ども」「学生」という役割の次に担うであろう「職業」を考えてみようとお話しました。

キャリア教育がスタートして10年が過ぎます。
今までのキャリア教育が見直されています。やりたいこと、夢を持つことを教えるだけでいいのか?など。

「キャリア教育のウソ」著 児美川孝一郎(ちくまプリマー新書)はとてもわかりやすく書かれているのでオススメです。

ジョン・D・クランボルツが言うように「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的な出来事によって決定される」ということを私自身身を持って体験してきました。

夢を持つことも大切ですが、どんな状況になっても生きていける力を身につけてほしいと思っています。
「やりたいことを職業に結び付けるだけでなく、これから自分が抱える悩みや、課題の方が世の中のニーズとして仕事にできるかも。」なんてことも人生グラフを用いてお伝えしました。

伝えたいことがありすぎて難しすぎたかな、と反省したのですが、

「キャリアについてもっと知りたい。」スライド
「私は今これをやりたい!というものがないので、しっかり考えたい。」
「これからの人生をまだあまり考えていない僕にとってとても参考になる講演会でした。」

という感想をいただきました。
全部を理解するのは容易ではないと思うのですが、一つの言葉でもいいのでちょっと心にとめてもらい、
数ヵ月後でも、数年後でもいいから「あぁこのことだったんだなぁ」と思ってもらえると嬉しいです。

今後もキャリアを考える授業を中学校で連携して行います。
気づきやきっかけになるよう進めていきたいです。


余談ですが、職業を知るきっかけとしてドラマや、映画もオススメと話をしました。
(実際に私の友人は木村拓哉さんのドラマの影響で検事を目指し、大学在学中にパイロットのドラマに影響を受け、パイロットになりました。他にもテレビ局舞台のドラマを見てマスコミに就職したという例もあります。)
普段見ることのできない業界内をおもしろおかしく描くので、憧れを抱きやすいですよね。

最近のドラマをあまり見ていないこともあり、海上保安官、銀行員、医療ものを紹介しましたが、
意外と「知ってる~」という反応があり嬉しかったです(*^_^*)
中学生の気持ちを理解するためにもジェネレーションギャップを感じないようにいたいものです・・・