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理容業

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年8月29日更新

小森慎治さん

小森慎治さん 1978年生まれ 箕輪町出身、南箕輪村在住
昔から「床屋には地域の情報が集まる」と言われている。
地域をつなぐHair Salon KoMoRi オーナー

理容師になるまで

小森さん
私の祖母が床屋を始め、父も母も、親戚もみな理容師、美容師でした。
幼い頃からこの職業に親しみがあり、私も自分の家で仕事がしたいなと思って育ちました。将来の仕事は手に職がいいなと思いました。

親の仕事で専門学校を出してもらい、やりがいのある素晴らしい仕事だろうと思いました。

小さい頃から父親が目標なんです。父親の物事の捉え方、いつも穏やかで決して人を否定しないところ、また技術面も含め大尊敬しています。父親のようになりたいなぁといつからか思うようになり、高校卒業後理容科のある専門学校へ行きました。当時祖母が現役で仕事をしていて、「床屋は年を取ってもできる仕事だ」と思い理容科を選びました。

店舗専門学校を卒業し、松本と塩尻のお店で8年間修業をしました。修業時代は辛いことも多々ありました。一度理容師になるのをやめようと思ってハローワークに職を探しに行ったことがあります。しかし、求人を見ても自分に何ができるか分からず、結局理容師しかイメージできず帰りました(笑)
「教わっている身なので、我慢しろ。とにかく、先輩、先生の仕事を見て盗め。それが自分の財産になる。」と親から言われ、我慢しながら勉強しました。

昔から団体行動が苦手で、野球をやったりもしたのですが、スケートやスキーの方が結果が出たので個人プレーの方が自分には向いているなと思っていました。そんなこともあり、「いつかは自分のお店を出すぞ」と思いながら修業していました。
そして2008年にお店をオープンしました。

小森さんの一日

小森さん7:30  店内の清掃
8:30  子どもを保育園に送り、店外の清掃
9:00  開店
16:00   子どもを保育園に迎えに行く
19:00  閉店

保育園の送迎は毎日私がしています。子育てしながらできる仕事だと思います。

仕事内容

棚
カット、カラー、パーマ、縮毛矯正、トリートメントなどほぼ美容室と同じメニューを施術します。
これに加えて理容師はカミソリで顔そりをすることが許されているためシェービングを行います。女性のお顔剃りもします。

またお店だけでなく、施設に出向いてカットや、カラーをさせていただいています。

モデルさんを使い、自分なりにヘアースタイルを考え、練習したりします。新しいメニュー開発に技術講習に出かけることもあります。

どんな髪型にしたいか注文は常に聞いています。直感で「この髪型似合うだろうなぁ」というのはあるので、それとなく提案する時もあります。あとはお客様とカウンセリングして決めることが多いです。

他に気をつけている所は、お客様の顔色をうかがいながらお話をしたり、静かに接客をしたり気を配っています。

仕事のやりがい

小森さん
開業するとお客様が当たり前のように来てくれるものだと思っていました。しかし、オープンして4日間お客様が来ないこともありました。仕事をしたくてもできないという辛さは大変なものでした。
そんな経験があるので、今では仕事をしていて辛いことはありません。
お客様が来ないということが一番辛いです(笑)
仕事をしたくて仕方がありません。
お客様の喜んだ顔を見れた時が幸せです。特に男性は1回入った床屋さんはなかなか変えないので、家族のような付き合いになっていきます。
お客様にお子さんが生まれると連れてきてくれるので、お客様の年齢層は赤ちゃんからお年寄りまで幅広いです。そのつながりがありがたいです。

シザーバック人の髪質は量、硬さと個人差があるのですが修業中に癖は見分けられるようになりました。技術面では刈り上げにこだわりがあります。はさみを使って刈り上げるのですが白と黒のグラデーションを綺麗に決めるのがポイントですね。また、カットラインを出さないように滑らかにするのも私のこだわりです。
難しいのはパーマです。髪質によってまるっきり同じ液を使っても、パーマがかかる人とかからない人がいます。一番難しいのですが、その分おもしろいですね。
もっとも難易度が高いのはパンチパーマです。3ミリのコテで巻いて行くのですが、誤るとお客さんが「アチっ」となります。流行が去って行くのも時代ですね(笑)

お客様が満足できる仕事、サービスを常に求めて努力していくことが仕事のやりがいにつながります。

小森さんのオフ

サーフィン仕事が楽しいので、ストレスは溜まりません。奥さん曰く天性の職人だそうです。海


休みの日は家でのんびり庭いじりをして過ごすこともありますが、趣味がスキー、サーフィン、スノーボードなので時間を見つけては家族で静岡や新潟の海や山に行きます。
また春は新緑を見にドライブ、秋は紅葉やキノコ狩りとその季節を楽しんでいます。

 兄も同業なのでよく家族同士で出掛け、「あのパーマ液どう?」と言ったような情報交換をしています。
相談できる人が近くにいるのはありがたいです。

仕事も遊びも一生懸命に、いいかげんを心がけています。趣味の時間が楽しいほど仕事にも熱が入ります。

これから


小森さんお店を大きくしていきたいです。店舗を増やすとか、従業員を雇うという意味ではなく、もっとたくさんの人に来てもらえるようにしたいです。
年数が経つと手を抜きがちですが初心忘れるべからずで来てくれたお客様に精一杯心を込めた対応をしていきたいです。それが一番大切だと思っています。

また上の子が保育園の年中なのですが、「床屋になりたい!」と言います。「お父さんとは一緒に働かない、お父さんは休んでて。」と言ってくれるのですが、大きくなったときに働ける土台は作っておいてあげたいと思います。

仕事の魅力はヘアースタイルがお客様が求めている髪型にびしっと決まる瞬間で、絵で例えるときれいな額縁です。お客様に喜んでいただける空間をこれからも作り続けていきたいです。

私はいつも近い将来の目標を追い続けています。目標を達成したらまた次の目標を見つけて追い続けて、仕事を頑張っていきたいです。

メッセージ

小森さん
自分が完璧だと思うと技術は終わってしまうので、まだまだと思うようにしてます。実際父親の壁はまだまだ高く、毎日が修業です。

子どもにもよく「車の絵を描いて~」と頼まれるのですが、「自分で書きなよ」と言っています。失敗しちゃうから・・・と頼んでくるのですが、失敗することで上手くなります。その機会を作るようにしています。
一生懸命やった分だけ、それが自分に返ってきます。我慢が大事です!失敗は成功のもとです!

仕事とは何だろう?と思った時に、自分の将来をイメージしてください。何ができるか、何がしたいか、家族で話し合っても面白いと思います。自分に合った仕事を見つけましょう。

オススメの一冊

リーダーになる人にしっておいてほしいこと
「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」
 術 松下幸之助 編 松下政経塾(PHP研究所)

松下幸之助さんの言葉が語り口調で書かれているので、大変読みやすいです。
経営を通して感じてきたこと、実体験に基づく言葉だからこそ仕事だけでなく、生き方に大きな気づきを与えてくれます。

Hair Salon KoMoRi

店舗外観〒399-4511
上伊那郡南箕輪村8304-342
電話 0265-73-0267

定休日 毎週月曜日
       第一月・火連休
       第三日・月連休

サインポール
この仕事に就くには
理容学校・理容師養成施設で必要な教育を受ける

理容師国家試験を受験、取得

理容院などに就職、修業後独立するケースも

※小規模で個人経営をしている理容院が多い。