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キャリアアンカー

記事ID:0008273 更新日:2017年2月7日更新 印刷ページ表示

アメリカの心理学者エドガー・シャインは、組織心理学の立場から、

「人がキャリアの選択をする際ににもっとも大切にする(放棄したがらない)価値観、欲求、能力」

としてキャリア・アンカーを提唱した。

キャリア・アンカーは8つに分類されており、

  1. ビジネスマン特定専門分野能力(Technical/Functional Competence)・・・ある特定の業界・職種・分野にこだわり、専門性を追求し、自分の専門性、技術が高まることに幸せを感じる。
  2. 全般管理能力(General Managerial Competence)・・・1.と対照的に組織全体にわたるさまざまな経験を求め、組織の中で責任のある役割を目指す。
  3. 自律と独立(Autonomy/Independence)・・・制限や規則に縛られず、自分が自由に仕事を進めることを望む。
  4. 保障/安定(Security/Stability)・・・生活の保障、社会的・経済的安定を第一に考える。
  5. 起業家的創造性(Entrepreneurial Creativity)・・・新規にみずからのアイディアで起業・創業することを望み、リスクを恐れず、クリエイティブに新しいものを作り出す。
  6. 純粋な挑戦(Pure Challenge)・・・誰もしたことがないことに取り組むことを求める。「挑戦すること」「挑戦し続けること」自体に価値を置く。 手ごわいライバルとの競争にやりがいを感じる。
  7. 奉仕/社会貢献(Service/Dedication to a Cause)・・・仕事の上で人の役に立っていること、社会全体への貢献を求める。
  8. 生活様式/ワークライフバランス(Lifestyle)・・・仕事生活と個人的な欲求や家族の願望をバランスを保つことを重要視する。