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7月11日火曜日、平成29年度南箕輪村キャリア教育推進協議会の第1回を村民センター大会議室にて開催しました。
学校、産業、行政関係者など25名の皆さんに委員を委嘱しました。また、本年度の会長には中村博さん(やまとわ)、副会長は城取健太さん(城取建築設計事務所)、大場悦生さん(南箕輪中学校PTA会長)が選出されました。
本年度から新たに加わる委員の方も多くいらっしゃるので、コーディネーターから「キャリア教育とは何か?」という話をさせていただきました。また、昨年度の活動内容や、本年度の活動内容についてもお話をしました。本年度は小学校の学校林を活用して自然や物の大切さを学ぶ「木育(もくいく)プロジェクト」や、信州大学農学部の学生と連携した「放課後学習」、中学生を対象とした「働く先輩と語る会」などを企画していく予定です。コーディネーターは、情報収集のために村内や上伊那地区の各教育機関・企業への取材を行い、またそれらを発信していきます。
そして、郷土愛プロジェクト(事務局:上伊那広域連合)のメンバーである田畑和輝さんよりお話をいただきました。急激に変化する時代の中で、大人が子どもに「自分はなぜここで働き、生きているのか」ということを伝えていく重要性を熱く語ってくださいました。会の終盤では活動について議論も交わされ、良いスタートを切る事ができました。
今後協議会で村のキャリア教育の方針を決め、各活動を進めていきます。よろしくお願いいたします。
<コーディネーターとして・・・>
田畑さんのお話の中で、「恩送り」という言葉が心に強く残りました。「恩送り」とは、「自分を育ててくれた先人の恩に感謝するとともに、次代へ恩を送る人育ての伝承文化」です。「ここまで育ててくれてありがとうございました」と伝える「恩返し」だけではなく、「恩送り」までできて一人前だということを聞きました。しかし、私は「恩返し」も「恩送り」もまだまだできていないなと感じました。だからこそ、私にできること…これからの日々で少しでも多くの人の「生き方」を、少しでも多くの人に伝え、村の人々をつなげていきたいと思います。気持ち新たに頑張ります。