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アントレプレナーシップ教育in南中

記事ID:0009026 更新日:2017年2月16日更新 印刷ページ表示

2月15日(水)南箕輪中学校2年生を対象に「アントレプレナーシップ教育in南中」を開催しました!

(アントレプレナーシップとは起業家精神と訳され、起業家の話を聞く・起業の疑似体験をするなどが実践的な教育の手法として最近注目されていて、
・チャレンジ精神、積極性が高まる
・想像性、探究心が高まる
・自信、自己肯定感が高まる
・学ぶ意欲が高まる
といった効果があると言われています。)

今回南中では、日本政策金融公庫様による「ビジネスアイデアの考え方について」と、地元起業家の皆様による体験談の2部構成で授業を行いました。


ビジネスアイデアの考え方講義

ビジネスアイデアの考え方では、日本政策金融公庫伊那支店長宮本和志さん、北関東信越創業支援センター山口修平さんが講師となり、

「世の中の課題を解決すること。それがビジネス。」とビジネスの定義から始まり、スーパー、美容院、病院など生徒の身の回りにもビジネスがあるということ、クイズを交えながら分かりやすく授業を進めていただきました。

会社に雇われるという選択肢のほかに、起業家になり自ら雇用を生み出す選択肢もあると言うことをお話されていました。


地元起業家は、

パンの店ニコ・テイル  代表 向山志緒美さん
(株)加納屋(遊具・体育器具の保守・点検、企画・開発・制作や各種安全用品の開発)  代表取締役 網野俊輔さん
(株)ファストレーンプロダクション(映像制作) 代表取締役 城倉賢一さん

の3名が講師を務めてくださいました。

学生の頃どんな生徒だったか、ご自身が起業に至った経緯などを仕事内容だけでなく、ライフキャリアを交えながらお話しいただきました。

「若いうちの失敗はいくらでも挽回が聞くので、どんどんチャレンジしてほしい」
「好きなことへのアプローチはいくらでもある」
「可能性、選択肢を広げるためにも勉強は大切」
といった言葉も頂戴しました。

向山さん網野さん城倉さん


企業に雇用される働き方が主となったのは高度経済成長期に入ってからと言われています。

講師の皆さま


しかし残念ながら日本は高度経済成長は終わり、また、世界的に見てもAIによって様々な仕事が消滅するという予想が起こっています。
今までの働き方が通用しなくなる時代がやってくるからこそ、子どもたちには自ら仕事を創り出せるという可能性を知ってほしいですし、アントレプレナーシップが雇われる力(エンプロイアビリティ)にも繋がると言うことに気づいてもらえたらと思います。

今回、熱い想いを持つ大人の言葉を聞いたことで、何かしら生きる力の種になっていれば幸いです。
(写真:左から日本政策金融公庫山口さん、宮本さん、ファストレーンプロダクション城倉さん、加納屋網野さん)

3年生になったら続編の授業が行われる予定です。
生徒のビジネスアイデアが今から楽しみです。