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キャリア教育推進コーディネーター日記「南中科学技術部、プロの技に触れる」

記事ID:0009758 更新日:2017年8月1日更新 印刷ページ表示

7月27日木曜日、南箕輪中学校の科学技術部が、木工チャレンジコンテスト出場に向けて木工職人さんに指導を受けました。

 みの砥ぎ

昨年、南中科学技術部は木工教室として村内の木工職人である中村さん(やまとわ(株))にカンナの使い方などを教わりました。

この日は、今年初めて木工チャレンジコンテスト(全国中学生創造ものづくり教育フェア木工チャレンジコンテスト南信地区予選)に出場するため、道具の使い方や課題作品の作り方のコツなどを中村さんに教わりました。

 説明 かんなの使い方説明

中村さんは、道具の準備(研ぎ方)から始まり、木の性質を理解したうえでどうやって木を扱うかなど、木工職人として普段から気を配る部分を丁寧に部員たちに伝えていました。

掃除

一つの工程が終わると、「はい、掃除!」と、木くずや道具を片づけます。「常に整理整とんされた環境で作業をすると効率がいい。作品を傷つけないことにもつながります。掃除をする時間は、もったいない時間にはなりません」と、伝えていました。

 これは何? 作業

中村さんがカンナを研ぐ姿、ノコギリで木を切る姿、様々な作業を進める姿に、部員・先生・私は夢中になってしまいました。手さばきが、すごいのです!

 見つめる生徒たち

何よりも、中村さんと顧問である垣内先生がとても楽しそうで、真剣で、その姿をそばで見ている部員たちがどんどんとやる気になっているのが素敵な関係だなぁと思いました。


看板

29日土曜日に箕輪中学校で行われたコンテスト当日。

様子 課題作品

各校の技術部員24名で競われたコンテスト会場は、誰もしゃべらず、道具のコンコン、カンカン、という音だけが響いていました。部員たちは、掃除道具もきちんと準備していき、各工程の合間に掃除をしていました。出場した全員が制限時間の中で課題作品を無事完成させていましたよ!

残念ながら県大会出場はなりませんでしたが、今年出場した2年生には来年のコンテストに向けてまた頑張ってほしいと思います。

プロに教わり、実際に自分でやってみる。関心を高め、能力を伸ばしていくには「本物」に触れることが一番の近道なのかもしれません。プロの動きや言葉に触れることはとても貴重な機会です。このような機会を通して、今まで知らなかったものに興味が出てきたり、関心がさらに高まることもあるでしょう。あらゆる業種でこのような機会をつくりだしていくことができれば、子どもたちの視野が広がっていくのではないかと感じました!