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6月23日金曜日、南箕輪中学校では中体連南信大会・陸上県大会の壮行会が行われました。
ステージに上がったのは、中体連上伊那郡大会を勝ち抜いた部活の選手たちです。
各部の部長による挨拶では、「仲間と共に最後まであきらめず戦ってきます」「マナー・礼儀も大切にしてきたことを生かしたい」などと力強い言葉が述べられました。
代表生徒による激励の言葉の後は、全校生徒から送られるエール。前に立つ応援リーダーのたくましい掛け声のあと、生徒も先生も一つになって応援歌・校歌が歌われました。ステージに立つ人、エールを送る人、どちらも真剣で、熱気に包まれる体育館に居ると「青春」を感じました。
戸谷校長先生のお話では星野富弘さんの詩が紹介されました。
幸せという
花があるとすれば
その花の
蕾(つぼみ)のような ものだろうか
辛いという 字がある
もう少しで幸せに
なれそうな字である
戸谷校長先生は「辛いと思ったら、自分でもう一本の線を書き足してください」と言葉を添えていました。ステージに上っている選手たちだけではなく、惜しくも郡大会で敗退した選手たち、引退した3年生たちにも心に響く言葉だったのではないでしょうか。
また、先生に聞いたところ、全校生徒の前に立って声を張り上げていた生徒たちは、美術部と科学技術部の生徒であるとのこと!!選手の入退場は吹奏楽部の演奏が盛り上げていました。あらゆる生徒が活躍する場があり、南中の素晴らしい伝統・特色を発見できてうれしく思いました。
いつも見入ってしまう国語科・大木島先生の書。上伊那郡大会前には「感謝」という言葉が書かれ、廊下に掲示してありましたが、この日、「繋」「気迫」という言葉が新たに掲げられていました。思いを“つなげ”!南中生!