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キャリア教育推進コーディネーター日記「親子でキャリア教育DAY!」

記事ID:0010052 更新日:2017年10月23日更新 印刷ページ表示

10月22日、村教育委員会事務局と村キャリア教育推進協議会の主催による「親子でキャリア教育DAY!」を初開催しました。

 ポスター

小学生とその保護者を対象に、「将来たくましく“生きる力”を伸ばすきっかけづくり」を目指し、今回このイベントを企画しました。イベント内容は二つ。保護者向け講演会と親子サムライ合戦です。共に、参加者の皆さんのおかげでとても素敵なイベントとなりました。

 

【保護者向け講演会】

保護者を対象に、(株)花まる学習会・新井征太郎さんによる講演を行いました。

講演会  新井さん

「体験量で子どもが変わる!」と題し、“たくましく「生きる力」をもった魅力的な大人”に子どもを育てるための言葉がけのコツなどをお話ししてくださいました。

塾講師として教室運営や野外体験運営を行っている経験をもとに、豊富な事例に触れながらのお話でした。

親として心がけてほしいこととして、

◎非日常的な体験をさせること

◎大人が本気で楽しむこと

◎ときには第三者に任せること など、ポイントを伝えていました。

☆参加者の声☆

○(「子どもにとって天気はあまり関係ない。「あいにくの雨で」という言葉を使うのは大人だ」という講演会の内容に触れて)雨の日の話にはっとさせられました。私も子どもの頃は雨も台風も大好きで、外でキャーキャー言っていました。大人になるにつれて、外に出るのが面倒になり、子どもにもそういった声かけをしていました。子どもの心に寄りそいたいと思います。

○ついついやってしまいがちな、価値観の押しつけや否定など、改めて考えさせられました。ただでプレゼントをあげず、クイズを出して正解したらあげるなど、親のできることを発見させてもらいました。

○他の子の良い所はいくつでも探せるのに、自分の子どもは悪い所ばかり目がついて、怒ってばかりでいけないな…と感じています。今、小学3年生なので、これから本人の気持ちを大切にしつつ、色々なことにチャレンジさせながら成功体験を増やしていけたらと思います。

【親子サムライ合戦】

サムライ合戦は、「命」となる紙風船を、スポンジ製の刀で割るチームスポーツ。殿村八幡宮での開催を予定していましたが、雨天のため、南箕輪小学校の小体育館で開催しました。

サムライ  円陣

大将が負けたら終わりの大将戦や、全員倒すまで終わらない天下統一戦、大人vs子どもなど、何度も合戦を行い、年齢も性別も関係なく、参加者全員が本気で戦いました!

大将  サムライ

 注目は「大人の本気」。子ども相手に手加減なしの「大人の本気」を見た子どもたちも、くやしがったり怖がったり立ち向かったり、本気にならざるをえません。真剣にやるからこその「熱気」が会場を包んでいました。

小さい子どもを抱えながら刀を手にしたお母さん、二刀流で何人も子どもたちを負かすお母さんの活躍も目立ち、まさに「母は強し」です。「ぼくのパパかっこいい!」という言葉も聞こえ、親子のきずなを感じる機会となったのではないかなと嬉しく思いました。

 サムライ  サムライ

たちかわさん 今回、会場を盛り上げるために田楽座のたちかわさんにもお越しいただき、法螺貝(ほらがい)を吹いていただきました!

 ☆参加者の声☆

○最初は怖かったけど、紙風船が割れると嬉しかった。チームが勝つと嬉しかった。(小2・男子)

○息子と参加しましたが、普段はできない経験ができました。自分が思い切り楽しんでしまいました。(保護者)

○小さい子どもから大人まで本気になれるのがいいですね。場所と人数を色々変えて、色々な形でやっていってほしいです。子どもの普段見ない姿を見て嬉しく思いました。(保護者)


講演会に参加して下さった方から、「子ども向けのプログラムが同時開催だと、親として落ち着いて日々の生活を思い返す時間をいただくことになります。色々と考えさせられた時間でした。」という嬉しい感想もいただきました。

今回参加してくださった方々が「またやりたい!」と満足げに帰る姿を見て、今後も様々な形で継続してやっていこう!と強く感じました。よいスタートを切ることができて嬉しく思います。

同日にイベントが重なり、台風まで重なる中で、…だからこそ、心に残る時間を過ごすことができたことに心より感謝いたします。

これからも日々の中で、さまざまな経験を重ね、将来へつなげていきましょう!

黒板  デモンストレーション