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《南中1年生×地域の大人》
交流を通して、自分の「生き方」を考えよう!
1月19日(金曜日)に、南箕輪中学校1年生と地域の大人との交流会「大人と語る会」を実施します。
講師として上伊那在住の大人15名をお招きし、各ブースで生徒と「仕事」や「地域」、「家庭」、「趣味」などについて自由に語り合います。交流を通して生徒が視野を広げ、「自分の生き方」を考えるきっかけとなればと思います。
今年の5月に職場体験を控えている生徒たち。「将来」というと”仕事・職業”のことだけを考えてしまいがちです。しかし、”どんな仕事をするか?”以外にも、”どこで暮らすか?”・”どんな家庭を築くか?”・”余暇をどう過ごすか?”など、「将来の自分の生き方」を考える上で大切な要素はたくさんあります。
そこで、普段はなかなか出会うことのできない大人との交流を通して、生徒たちの視野を広げるきっかけづくりができればうれしいです。
今回の「大人と語る会」の最大のポイントは、【生徒が実行委員となり、会を企画・運営すること】です!
スタッフを募ったところ、12名の生徒が手を挙げてくれました。
12月の3日間を使って、実行委員の生徒たちと作戦会議を行いました。
◎どんな大人を呼びたいか?
◎どんな話をしたいか?
◎どうすれば生徒のみんなが質問・発言しやすいか?
などを、生徒自身が考えました。
★生徒の声のほんの一部を紹介します。
◎どんな大人を呼びたいか?
「自分や多くの友達が興味のある職種の人」
「ずっと地元にいる人・一度地元を離れて戻ってきた人・ぜんぜん違う場所から上伊那へ移り住んできた人」
「地域のために活動する消防団員」
「子どもがいる人・いない人」
「家族で一緒に仕事をしている人」
「趣味と仕事の関わりが強い人」
◎どんな話をしたいか?
「仕事のやりがい・苦労」
「ずっと憧れていた仕事だったのか」
「なぜ上伊那に住んでいるのか」
「他の地域と比べた上伊那の良いと感じるところ・そうではないところ」
「理想と現実」
「幸せを感じるとき」
「今、困っていること」
「中学校時代の経験が今に生きていること」
などなど・・・「生徒は大人とこういう話をしたいんだなぁ」と私もとても勉強になりました!
会の形式も、参加生徒全員が講師の方と対話できるように工夫をしようと準備を進めています!
当日は、うまくいかない部分も含め、きっと多くの学びが生まれる会になると思います。楽しみです。
地域の皆さんのご理解・ご協力に感謝し、このような機会がこれからも長く続いていくように、今できることを進めていきたいと思います。