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キャリア教育推進コーディネーター日記「中学校職場体験」

記事ID:0009431 更新日:2017年5月29日更新 印刷ページ表示

5月23・24日は、南箕輪中学校2年生の職場体験が行われました。

村内を中心とした企業や事業所で中学生を受け入れていただきました。

コーディネーターもいくつかの職場を回り、体験中の様子を見学しました。

爽やかに挨拶をする姿、黙々と作業する姿、指示を真剣に聞く姿など、一生懸命取り組む南中生に大変感心しました。

「美容室だけど草むしりをして驚いた」と言っていたり、飲食店で午後2時にお昼休憩をしていたり、やってみなければ分からない仕事の大変さも経験することができたようです。

 パン屋 税理士事務所 

自転車屋 保育園

役場にも、総務課と図書館へ体験に来ました。

図書館に来た生徒の皆さんは、指示された作業のあと、どんどんと新しい仕事を見つけ取り組む姿が印象に残りました。

体験終了後に話を聞くと、「今までは利用者としての立場でしか考えていなかったけど、今回は利用してもらう立場に立って考えながら活動することができた。」という感想をもっていました。また、「前は夢があったけど、今はないかなぁ…」など将来どんな大人になりたいかそれぞれの今の考えを聞くこともできました。

 図書館 

総務課に来た生徒の皆さんは、ケーブルテレビの番組制作を行いました。緊張しつつも、堂々とインタビューをしました。

 総務課

さて、職場体験は、2日間で終わるものではありません。

この2日間が「自分の将来を考えるきっかけ」の一つになれば、と思います。

「どんな仕事をしたいか」だけではなく、「どんな生き方をしたいか」、「どんな大人になりたいか」。そして、自分が描く未来のために、今自分は何ができるのか。

学校での各教科の授業、あいさつ、清掃、行事、部活……そこで学ぶ何もかもが、社会に出たとき、自分の力になるはずです。

南中生には、自分の将来を想像しながら、これからの学校生活を前向きに送ってほしいと願います。

中学生を受け入れてくださった各企業・事業所の皆さん、あたたかく見守ってくださった地域の皆さん、中学生の未来のためにたくさんのご協力をいただきましてありがとうございます。

元気で熱くてあたたかい、素敵な大人との出会いも多くあり、今まで以上に村が好きになったコーディネーターでした。