ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > キャリア教育 > キャリア教育推進コーディネーター日記「就活準備合宿その2」

本文

キャリア教育推進コーディネーター日記「就活準備合宿その2」

記事ID:0009824 更新日:2017年8月29日更新 印刷ページ表示

8月8日、9日に開催された、上伊那発・就活準備合宿2017。

今回の合宿を通して学生が得たであろう【知る】という経験、前回の日記で紹介した「(1)自分を知る」「(2)時代を知る」以外にも、あと3つ!紹介します!

(3)    地域を知る

 さて問題です。

 上伊那で盛んな産業って、何でしょう?

 上伊那に新しくできるインターチェンジはいつ開通予定でしょう?

 2日目は、上伊那地域振興局の商工観光課長である倉島さんより上伊那の産業についてお話を聞きました。これからは、製造業でも、技術力だけでなく創造性(例えば、技術を生かしてどんなサービスを展開していくか?)という文系的視点が求められます。交通網の発達により、距離という概念がなくなっていくかもしれません。未来は誰にも分かりません。でも、現状を【知り】、未来を予想していくって、とても大事です!!

(4)    企業を知る

 なんと今回は、23名の学生の参加に対し、23組の企業・経済団体が参加してくださり、模擬面接や企業説明をしてくださいました!南箕輪村からは(株)PISCOさん、(株)信英蓄電器箔さん、(株)大明化学さんが参加してくださいました。詳しい仕事内容を聞くと、一つの企業でも幅広い仕事内容があったり、それぞれの経営理念に「らしさ」があってとても面白く感じたり。

今回参加してくださった企業は、上伊那にある企業・経済団体の内のほんの一部。より多くの企業・経済団体を知り、「自分はここで働きたい!」という場所を見つけてほしいと思います。

(5)    人を知る

 今回の合宿を通して、私が何よりも大事だと思ったのは、やっぱり人です。人との出会い!

 実は今回、(1)で紹介した<就活マインド>づくりの取り組みに、企業や行政に勤める大人も参加しました。私もその一人でした。学生と同じように悩みながら「自分とはどういう人間か」考え、発表する大人を見て、学生が何か感じてくれたらいいなと思いました。

また、2日間の食事は、地元の方々に用意していただきました。作ってくださった方の顔を見て話をしながら、地元のものを食べるって、実はとても贅沢なことですよね。

ジビエ 漬物 

そして、企業・経済団体の方々も、仕事内容や会社概要だけではなく、自分の経歴や今の働き方・仕事や上伊那での生活に対する思いなどを語ってくれました。きっと学生たちは、「あの企業にはあの人がいる」という今までにはない親近感をもつことができたのではないでしょうか。

「こんな大人がいるんだ」「あの人がいるからあの場所で働きたい」、人との出会いは、たくさんの気付きやエネルギーを与えてくれるものだと思います。合宿を通してできた「人とのつながり」を、学生たちには自分の強みにしてほしいなと思います。

長くなりましたが、“上伊那の就活プロジェクト”はまだまだ続いていきます。これからもたくさんの出会いがつながっていきますように。

私も今回の学びを活動に生かせるように準備を進めていきます!

チラシ表

チラシ裏