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キャリア教育推進コーディネーター日記「南中2年登山事前学習」

記事ID:0009708 更新日:2017年7月21日更新 印刷ページ表示

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7月19日水曜日、南箕輪中学校二年生は、8月28・29日に行われる駒ケ岳登山に向けた事前学習として、山岳ガイドの唐木真澄さんからお話を聞きました。

 

唐木さんは、本業である建具屋のかたわら、長野県山岳協会の会長を務め、山岳ガイドとして活躍されています。

唐木さん

唐木さんからは、「なぜ登山をするのだろう?」という話から、実際の装備に関するアドバイスまで、様々なお話を聞きました。

 

西駒ケ岳の頂上には二つの神社があり、古くから人々の心のよりどころであったそうです。

「山に登ると、雄大な景色・空気の中で自然の素晴らしさを感じ、また自分と向き合うことができる」というお話がありました。山は、気圧・気温が平地と違うだけではなく、水道や電気がなかったり、救急車やタクシーがすぐに来なかったり、いつもとは明らかに違う環境です。また、崖や沢、天候や動物などのリスクにどう対応するかも大切になります。その中で、自分の体や心と向き合っていくのが登山なのかもしれません。

辰野出身の私も中学生時代に西駒ケ岳に登りましたが、今でも鮮明にあの時の記憶が残っています。出会った人に、何度も登山の経験を語ったものです。ふるさとの山に登るというのは、実はとても貴重な経験なのかもしれませんね。

 

生徒たちは、具体的な装備についてのアドバイスについて、特に真剣に聞いていました。これから準備をしていく上で、落ち度のないようにしようという気持ちが表れているようでした。

 装備の説明

 

18日から、準備ができた生徒から登山用のリュックを背負って登下校しています。5月に経ヶ岳強歩大会を経験した生徒たちですが、夏休みに体力を落とすことなく、登山に向けて準備を進めてほしいと思います!