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南部小 造って学ぼう!木造建築模型

記事ID:0008500 更新日:2016年10月14日更新 印刷ページ表示

建築士のみなさん

10月4日南部小学校5年生のきらきらタイムで、「造って学ぼう!建築木造構造模型」授業が行われました。
この授業は全国的に建築業をめざす若者が減少しているので少しでも多くの方に、建築の楽しさを知ってもらおうと(一社)長野県建築士会上伊那支部青年女性委員会の皆さんが企画、実演してくださいました。

集まってくださった建築士の方を始めとする社会人の方々はなんと約20人!生徒34人に対して、手厚いサポートをしてくださいました。

全員建築士会に所属はしていますが、主な仕事は設計、インテリアコーディネート、大工と人それぞれ。住宅を作るにも様々な職種があることを自己紹介を聞きながら子どもたちは学びました。


大工実演次に青年女性委員長の辻井さんから木造建築物の仕組みについて講義がありました。
昨今話題になる耐震についてもシュミレーションを見せてもらい、家の造りによって簡単に家が崩れてしまうんだということに驚いていました。

スライドによる説明の後は大工さんによる実演です。今回子どもたちが造る模型はボンドを用いて接着しますが、実物の建築はボンドでは造れません。

と、いうことで実際に木と木をどのように組むのか体験しました。
大工に興味のある男の子が代表で打ってくれました。(クラスの仲間からは声援が飛ぶナイスチームワークでした!)


その後はいよいよ一人一人制作スタートです。
図面を見ながら、講師の先生の話を聞きながらみんな真剣に取り組んでいました。

作業中作業中

2時間半経過後、全員完成することができました!

完成!

終了後、辻井さんから「楽しかった人ー?」と質問があると、全員手が挙がりました。
「建築業界に興味を持った人ー?」という質問には半分くらい、
「建築士になりたい人ー?」という質問には3人手を挙げていました。建築士会のみなさんも大変喜んでいました。

今後はこのきらきらタイムで制作した模型をさらに住宅に近づけつつ、興味をもった職業を調べるといった活動を展開するようです。担任の先生は「一回だけの授業で終わらせずに、子どもの興味を深めていきたい。」と言っていました。
キャリア教育推進協議会、事務局でもお手伝いしていきたいと思います。