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夢先生@南部小学校

記事ID:0008561 更新日:2016年10月18日更新 印刷ページ表示

10月17日南部小学校5年生のクラスで夢の教室(参考:7月14日,15日 南箕輪小学校)が行われました。

今回のユメセンセイは長野県出身、リュージュで3度オリンピックに出場した小口貴久さんです。

まず、クラスのみんながリュージュを知らなかったので、どんなものか小口先生から説明がありました。

リュージュ体験

(リュージュとはそりの先に足を乗せる状態で仰向けに乗って氷上を滑る速さを競うウィンタースポーツです。)

その後はクラス全員で課題をクリアする、体を使ったゲームをアシスタントの高田さんの進行のもと行いました。

体育ゲーム

今回のお題も子どもたちはなかなか始めは上手くいきません。
どうやったらクリアできるか、作戦タイムで相談します。
「いい案がある人?」という小口先生の問いかけに、積極的に手が挙がります。

自分たちの今の課題は何か、ルールをしっかり把握し、頭を使って解決策を考えます。
毎度思いますが、このプロセスがこれから生きる上でとっても大切な力だと思います。

何度か失敗を繰り返した後、クラスが一丸となって目標をクリアすることができました。
みんな大喜びです!
小口先生と高田さんから挑戦すること、そして、その結果をしっかりと受け止め、よりよい方法を探していくことの大切さを教えてもらいました。


後半は教室で夢の講義です。

小口先生

実際にリュージュがどんな競技なのか映像で見ましたが、子どもたちは時速130キロ超、転倒すると最後まで転んだ状態で滑っていくことに大変衝撃を受けていました。

小口先生は小学生の頃からばりばりのスポーツマンだったかと言うと、そうではなくゲームが大好きな小学生だったようです。
それが、あるきっかけでリュージュと出会い、いつからか夢として「オリンピックに出場する」という目標を持ち、「話す」「聞く」「考える」ことを意識し、夢を叶えたとお話がありました。

小口先生

その後は子どもたちの番です。
各自シートに今描いている将来の夢を記入します。ほとんどの子がスラスラと書いていました。
少し見せてもらうと、先日このクラスで行われた「木造建築の授業」の影響を受けてか、「大工」「建築士」という文字がちらほら。改めて、普段出会わない職種(大人)と子どもたちが出会うことが可能性を広げることに繋がるなぁと感じました。

数人がみんなの前で自分の夢を発表してくれました。(トップバッターは担任の先生でした)

夢発表

小口先生からも「夢を人に伝えることによって、助けてくれたり、導いてくれる人が出てくるからどんどん言おう。」とアドバイスがありました。
子どもたちは恥ずかしがっていましたが、自分の夢を堂々と語れる雰囲気が当たり前になるといいですよね。

第一線で活躍したアスリートの話を自分の体験に落とし込み、今後子どもたちがどのような道に進んでいくか楽しみです。
今回もプロジェクトの皆さま、ありがとうございました!