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前回のアレで、がけっぷちまで追い込まれたまっくん。
まっくんに残された手段は、ただひとつ。
みんな、ひどいじゃないか。 「萌」が必要だっていうからがんばったのに。 | ||
ワシは「萌」のことはよく分からんが、あれは「萌」ではないと思うぞ。 | ||
たしかにあれはひどかったわね。 って、あなたたち人数が減ってない? | ||
残りの二人は、まだ前回のダメージから回復しておらんのじゃ。 | ||
も~、みんなしっかりしてよね。 きちんとプロデュースする気はあるの? | ||
・・・・・・・・(プロデュースするなんて一言も言ってないし) | ||
しょうがないの~、最後の秘策を使ってみるか? | ||
最後の秘策? | ||
うむ。 あるギョーカイに伝わる、とっておきの方法じゃ。 | ||
そんなのがあるのなら最初っから言ってよね。 早くその秘策を教えてよ。 | ||
脱げ。 | ||
え? | ||
脱ぐのじゃ。 | ||
な、なんでそんなことしなくちゃいけないんだよ。 | ||
うむ。 落ち目になったら脱ぐというのが、そのギョーカイでの慣わしだそうじゃ。 人気も回復するかもしれんぞ。 | ||
はずかしいから、そんなこといやだよ。 | ||
じゃあ、私が脱ごうか? | ||
い、いかん。 お前さんは村非公式キャラクターじゃが、村の公式うぇぶさいとでそんなことをしたら、ものすごい大変なことになるのじゃ。 大人のジジョーというやつじゃ。 | ||
は~い、止めま~す。 じゃあ、やっぱりあなたが脱ぎなさい。 | ||
え~~やだよ~~~ | ||
いいから ぬ ぎ な さ い ! | ||
はいっ! | ||
1分後 | ||
いや~~ん | ||
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