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次回予告
まっくんと森の仲間たちのお話も、いよいよ次回で最終回。
『さらば、森の仲間たち』
おたのしみに
とか言っておきながら、特別編の第3弾を公開します。
人生とは常に移ろうものなのです。
まっくんに応援メッセージをくれたみなさん、ありがとうございます。 現在もたくさんの応援メッセージが届けられていますが、なんとイラストも届きました! まっくん擬人化バージョンだそうです。 それがこちら!! | |
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超イケメンですね~ これだけイケメンだったら、全国最下位なんて醜態をさらさなくてもよかったかもしれませんね。 ん、まっくん、どうしたの? | |
・・・・・・・・・・そっくりだ。 このイラストの作者は、なんでボクの素顔を知っているんだ? | |
いやいやいや。 キミはトウモロコシ似のずんぐりむっくり、まつぼっくりのまっくんだから。似ても似つかないから! あの美形の肩越しに見える背後霊みたいのがキミだから。 | |
いや、そっくりだよ。 この前、ボクの着ぐるみを着ていた子も、こんな感じだったじゃないか。 着ぐるみを着る子は、ボクに似ている子を選んでいるんだ! | |
いやいやいや。 アンタの中身は、たいがいがウン十代のおっ○んじゃない。 そもそも、子どもたちの夢を守るため『中の人などいない!』っていうのが、普通なの! 正体を明かしちゃいけないんだからね。 | |
大丈夫だよ、あかまつりん。 アレは本当のボクじゃないから。ただの着ぐるみなんだよ。 ボクは結構多忙だからね。 ボクを模した着ぐるみを作って、総務課企画係の人に管理をお願いしているんだ。 | |
いやいやいや。 それでも、いろいろとまずくない?大人のジジョーとか平気なの? | |
それなら大丈夫! このサイトのトップページに『※この物語はフィクションであり、実在の妖精・魔法少女・害虫および団体とは一切関係ありません。』って書いてあるから。ノープロブレムさ! | |
ひらめいた~~~~~! | |
ど、どうしたの、ザイセン中尉。 いきなり現れて。 | |
先延ばしになっていた、まっくんのプロデュース方法を思いついたんだ! | |
そういえば、そんな話もありましたね。 すっかり忘れていましたよ。 | |
ひどいな~ それでザイセン中尉、どんな方法なの。 | |
まっくんの中の人は、超美形もしくは超絶美少女ってことにするのさ。 名付けて『牛乳瓶の底のようなメガネをはずしたら実は美少女でした大作戦』! 略して、美女! | |
いや、略しすぎだから、それ。 | |
じゃあ、美少女! | |
ほとんど変わってないし! そもそも、美少女ってことにするって何ですか! 詐称じゃないですか。 | |
ハハハ、それに関してはまったく問題ない! どうせ、関係者でもなければ中の人をみることはできないんだ。 わかりゃしないさ。 | |
う~~ん、いいのかな~? | |
同じまっくんの着ぐるみでも、中の人が美少女なら、「握手してみたいな」とか、「子どもたちにまぎれて抱きついちゃおうかな」とかなるだろ? | |
なるだろ?って言われても、私には分かりませんよ。 だいいち、中の人は見えないんですよ。外見はトウモロコシなんですよ。 | |
逆に、見えないのがいいのさ。 見えそうだけど見えないってのも萌えるが、玄人は見えないことでさらに萌えるもんだ! | |
そうだ! この作戦はイイ! 想像力、いや妄想力をかきたてるナイスなアイデアだね。 | |
分かってくれるか、まっくんよ。 | |
分かるさ!心の友よ! では、ただいまから美少女大作戦を始動します。 これにより、中の人は超美形もしくは超絶美少女ということになりました。 あなたの心の眼次第で、どんなタイプの中の人にもすることができます。 さあキミも大芝高原でボクと握手! | |
この物語はフィクションであり、実在の妖精・魔法少女・害虫および団体とは一切関係ありません。 |
次回予告
まっくんと森の仲間たちのお話も、いよいよ次回で最終回。
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