パート3 特別編 「まっくんが140文字以内であなたの質問に答えます」

失望したわ、まっくん。

なにあの、良い子ちゃんな回答は！

だってしょうがないじゃない。あの番組の主な視聴者は、小さなお友達と人妻とお年寄りなんだから。

みんなの夢を壊すわけにはいかないもん。

いいえ、違うわ。

コアなまっくんファンが求めているのは、そんな上辺だけの答えじゃないのよ。

もう一度、この場で同じ質問に答えなさい。

わ、わかったよ。

Q.なぜ、「まっくん」という名前になったんですか。
A.20年前に公募して選ばれた名前が「まっくん」だったんだよ。他には「ぼっくりくん」「まつぼっきぃー」「おおさわしばお」「イボゴン」「たかぎしゅうへい」なんてのがあったみたい。地味だけど「まっくん」でよかったよ。

Q.まっくんはどんな歌が得意ですか。
A.信濃の国と蛍の光。

Q.まっくんは妖精だから草食系かと思ったら、肉食系なんですね。どうしてですか。
A.魚は小さな骨がいっぱいあって食べにくいから、お肉の方が好き。でも、カジキマグロの味噌漬けは好き。

Q.まっくんは何星から来たんですか。
A.こ○ん星だよ。

Q.どうしていつも口が笑ったままなんですか
A.怒った顔、泣いた顔、無表情と、何パターンもきぐるみを作ったら予算がいくらあっても足りないよ。

Q.まっくんは誰が考えたんですか。
A.今はもう無いデザイン会社の人。

Q.まっくんは好きな人がいますか。
A.今の推しメンは、「ミ○モニ。」の一番右の人。

Q.まっくんはバク転できますか。
A.物理的に不可能です。どこぞの緑色の恐竜の子どもと一緒にしないで。スカイダイビングもスノボーもできません。

Q.まっくんの中の人の体重は。
A.ボクのきぐるみの中の人は、基本的に美少女が入ることになってるんだ。女性に体重なんて聞けないから、見た目からの推測だけど45kg前後だと思うよ。

Q.人と握手して楽しいですか。
A.ボクは手のひらの装置から他人のエネルギーを吸収するんだ。楽しいとか楽しくないとかの次元じゃなく、生きるために必要なことなんだよ。

Q.まっくんはゲームをしますか。妖怪ウォッチ2本家って知ってますか。
A.80年代後半のゲームが好きだよ。特にRPGがね。スタート直後のエリアで、ものすごいレベルを上げてからストーリーを進めるんだ。本家でしょ知ってるよ。ボクは元祖が気になるな～。3が出るときには、ボクも妖怪の一員として出演したいな。

Q.まっくんの好きな食べ物はなんですか。私は春雨サラダが好きです。
A.あたりめが好き。マヨネーズに七味をふりかけたのを付けて食べるとさらにおいしいよね。

Q.どうしてまっくんの指は4本なんですか。
A.設定です。緑色の魔王の人も4本だから、もしかしてボクの出身は、こ○ん星じゃなくてナ○ック星？

やっとあなたらしい答えになったわね。

ところで、「なぜ、まっくんは黄色なんですか」っていう質問に答え忘れているわよ。

あぁ、それは実際に見てもらった方が分かりやすいと思って。

前回発見された旧旧まっくんに、まつぼっくりらしい色を付けてみたんだ。

こ、これは・・・・

さらに、アップで。

これは、誰がどう見たってアレね。

そうでしょ～

いくら南箕輪村がフリーダムだからって、これをイメージキャラクターにすることはできなかったみたい。

というわけで、今の色になったんだ。ちなみにRGBだと244.236.178だよ。

もし茶色だったら、トウモロコシに間違えられるどころの騒ぎじゃなかったのね。

うん、危なかったよね。

当時の役場の人たちが普通の感覚の持ち主で助かったよ。

今現在キャラクターを作るとしたら、茶色になっちゃうかもしれないからね。

そうね。特にサイトの中の人なんかは、トウモロコシの粒とかをトッピングで付けちゃいそうよね。

以上、「まっくんが140文字以内であなたの質問に答えます」のコーナーでした～

そうだ！

今回はあの言葉を改めてみんなにお伝えしておいたほうがいいかな。

※この物語はフィクションであり、実在の妖精・魔法少女・害虫および団体とは一切関係ありません。